猫のホテル所属の俳優、池田鉄洋さんの個人的ファンブログ。
Posted by ミミィ - 2008.12.14,Sun
※なんか、色々書き直したり付け足したりしてるので、最終更新は15日14時くらいです。
ようやく「舞台(観劇)」で記事が書けます♪
次回公演は大阪の予定ないってのが色々ショックですが。
表現さわやかの笑いが、私以上にツボにはまったらしい妹が、
「名古屋までだったら行こう! 交通費は私が持つ!」
なんて男前発言してくれてるのが、救いです。(交通費は自分で払いますが)
自分より乗り気な人が側にいると心強い。
ネタバレは後でやるとして。
まずは簡易的感想。
・岩本さんが思いのほか、イイ男っぷりでみとれた。
・ジェニファーは、女子高生にしか見えなくなってくる。
・とりあえず、村上さんのアレはトラウマになりそうだ。
・いけしんさんは、別の意味でハラハラする。
・真弓さんが、下ネタ一番言ってたよね?
・客演二人が、ラストあの姿って言うのは、それだけで笑える。
・フライヤーはあんまり内容に関係ないのだね。と演劇初心者を再認識。
・暗転が、びっくりするくらい暗くてビビッてしまった。
・池鉄さんの、かすれた声に、全力を感じて胸きゅん
いやー…面白かったです。
心配していた座高(背が真弓さんより低いので…)も、HEPホールはひな壇でして、全く問題なし。
席が端っこでも、全体が見渡せたので快適でした~。
何度でも足を運ぶ人の気持ちも解るなあ。
ジェニファー!
ジェニファー可愛い
もっかいあのエセ関西弁が聞きたいっっ。
以下、完全にネタバレしてる風なので、出来れば観劇済の方どうぞ。
※たった一度観ただけなんで、色々(解釈とか)間違ってるかもですorz
<ほぼ完全ネタバレ&感想>
<プロローグ>
開演直後、一寸先も見えないほどの暗転。
長い間の後、舞台左端に、ベンチとそこに座る人影。
そこに、刑事二人が歩み寄る。一人は菅原さん。(と言うのだけは解る。もう一人は…伊藤さん?)
謎の爆音の原因を追っている二人が、近くに居たおっちゃんに事情を尋ねに来た様子。
しょっぱな、俯いている人が真弓さんで、しかも役柄が「おっちゃん」と言う時点で怯みましたが(笑)
男性二人に、担ぎ上げられ、子供みたいに脚をバタつかせて激しく抵抗。
ようやく開放されると、
「やったぁ♪♪♪」
ぴよーんと跳ねながらベンチに逆戻り。
…なんだろうか、この、人外っぽいキャラは。
ネジ巻きで動く、ほっぺが赤くてくるくる自転車で回る、ブリキのおもちゃ。あれを思い出した。
可愛いのに、ちょっぴりホラーな風味。癖になりそう。
そのおっちゃん、が語り出す。と言う設定でストーリーが始まる。
<アメリカンスクールにて>
アメリカンスクールにやってきた野茂青年(岩本さん…だと気づくのは遥か後)
ダンスパーティー、プロムで沸く校内だが、目ぼしい女子は既に相手を見つけていて、
ジミー(佐藤さん)を始め、野茂やサム(伊藤さん)他一名(真弓さん、役名思い出せず)は、
あまった女子4人の中から選ぶ羽目になる。
ここで、女装チアガール四人組が登場。
「おお、池鉄さんだー本物だー!めっちゃ笑顔やしっっ」と、内心大興奮。
金髪ショートヘアで、ミニスカートと半袖シャツのチアルックから伸びる手足が、やたらと筋肉質。
腕を曲げると、力こぶが……。
その姿そのままに、ポンポン持ってビシィっとチアダンスを決めるんだけど、ジャンプした瞬間、ミニスカから見えるおじさんたちの短いスパッツ?にどきまぎ。
なんか、みなさん背がお高いから。
やたらと迫力がある。本物チアとは違う意味での重量感とか。
かくして、野茂青年は「プロムで女の子とダンスパーティー」と言う名の大人の階段を踏み外し、以降、逃げ回る人生を送る事となる。
<東京モーターショウ>
ここで再び、場面変わって。
眼鏡のサラリーマン、村上さんが、ちょび髭社長(真弓さん)に叱咤されているシーン。
どうやら、東京モーターショウに出展する予定の車に問題が起きて、このままではブースが空いてしまうという大ピンチらしい。
落ち込む村上さんに、後輩と思しき伊藤さんが「頑張りましょう!」と励まします。
伊藤明賢さん。勢い良く振り上げたジャケットが顔に絡まるボケをかましても、この時はまだ、さわやかで素敵な感じ。
しっかし、上手い具合に絡まるもんだなあ。
サラリーマンたち(イケテツさんも居た)は、村上さんと共にモーターショウに間に合わせるべくたゆまぬ努力を重ねます。
そして、いよいよモーターショウ当日。
「疾走するホンダ……」
池鉄さんのナレーションが、妙にリアルです。と言うか、ホンダです。
ライトに照らされて、音楽が鳴ると、あのサラリーマンが走ってきます。
だらりん、と頭を下げると、右手を揺らして謎のダンス。能の振り付けっぽいのも混じったりして、シュールです。
エンドレスに繰り返されるダンスに、一人、また一人と「プロジェクト」に参加したサラリーマンが加わります。
おでこには、車の絵を貼り付けて…。
さしずめ、創作ダンスで自社の車を表現したってところでしょうか。あまりのシュールさに笑いが止まりませんでした。
もちろん、社長の反応は「ダメー」
がっくり膝を落とす村上さん。
<バッドマン登場>(アメリカンスクールの続き)
ナポリタン食べてたチアガールに、捕獲されてしまったジミーを、謎のヒーローバッドマンが助けに来ます。
バッドマンマスクを忘れると言う致命的なミスをおかし、手のひらを顔の前でひらひらさせて、モザイクっぽくごまかすも、
「サムだろ、お前」と即バレ。
結局、助ける事も出来ず、マスクを取りに帰る!と息巻いたサムは、あっさりナポリタン娘の父親に捕まり、ジミー同様縛られてしまうのでした。
<モンドセレクション>
一気に変わりまして、再びサラリーマン登場。
でも、今度は「モリナガ乳業」の営業です。
「アロエヨーグルト」を試食してもらうために、ベルギーの王族、モンド家の主人(推定300歳)を訪問しに来たと言う設定です。
ええ。
モンドさん(村上さん)に気に入られると「モンドセレクション金賞受賞」商品として、マークを商品につけられるんです。
そういうもんだっけ?モンドセレクション(笑)
これはあれですか、いけしんさん辺りに、
「モンドセレクションってどういうのか知ってる?」と池鉄さんあたりが質問して、
「モンドさんが……」とかって適当に答えた。とかそんなアレですか?(と、耳元ランデブーリスナーは勝手に妄想)
ちなみに、モンドさん。超・怖いです。シャクレ気味のアゴを突き出してカーテンから顔だけ出して、
上下に動いたりします。突然動きます。ちょっと肉食獣みたいな感じです。
アロエに驚きます。
そのせいで、営業は、モーリスのナイフで首を掻っ切られそうに。
最後は気に入ってもらえたらしく、モンドさんのお気に入りの小箱に入れてもらえる事となりました。
モーリスがリモコンを取り出すと、舞台の天井から、ウィーン、とゴンドラに乗った小箱登場。
すっごい適当な小箱です。なんか、お菓子の空き箱っぽいし妙にボロボロだし。
喜ぶモリナカ社員たちが帰ったその夜、モンドさんはうなされます。
ナチスに拷問を受けた過去があるようです。さすがは、300歳。
主人のうめき声に気づいたモーリスは、ブランケットを優しくかけます。
この一連のシーンは、薄いカーテンの後ろで展開されてて、ちょっと不思議な雰囲気。
<追いかけてきた外人娘>
場面変わって、ガスの充満している部屋で、野茂が大慌てです。
そこには、金髪ショートの女子高生。(もちろん池鉄さん)
どうやら、日本に逃げ帰ってきた野茂を追いかけてきた、あのチアの子らしいのです。
いわゆるおしかけ女房を気取って、シチューを作ったものの、吹き零れてガス漏れを起こした模様。
出て行け、と迫る野茂に、エセ関西弁で、対抗。
ちなみに、彼女はジェニファーと言います。
やたらに乙女事情に詳しい、押しの強い子。
「日本はええなあ、無印良品もフランフランもあるし…」から始まって、
無印良品で、部屋をアイボリー一色に~とか、
フランフランのブロックカレンダーは、レゴみたいで面倒だし、外すのが大変。とか。(お前だったら楽に外せるだろう!って突っ込まれてましたけど)
ラッシュは一つだと良い匂いだけど、店頭だと色んな匂いが混じってくっさい、とか。(30メートル先でもラッシュが解る、とか)
…ほんと、詳しいっすね(笑)
腕を掴む野茂に、
「女の子はすぐ痣になってまうねんでぇ~」と甘えたりしてキュートです。
ゴリエちゃんが、可愛く見えるのと同じ原理で、徐々に気分はジェニファー応援モード。
ジェニファー「突っ込みも完璧やで」
野茂「じゃあ、突っ込んで見せてよ」
ジェニファー、慌てふためく。
ジェニファー「…ほんなら、ボケてえな!」
野茂「そうだよな、そうなるよな(笑)」
この辺りはアドリブなのかな。
岩本さんと池鉄さんのやりとりが、本当に面白くて良い!
途中、思いっきり噛んじゃったジェニファーに、
「まあ、外国人だからしょうがない」とフォロー。でも、ここがこの日一番の爆笑を取ったのでした。
そして、実はジェニファーには貧乏神の村上さんが取り付いてる事が判明。
「500円ちょうだい」が口癖の村上さん。
貧乏ゆすりに集まる貧乏神。
ゴキブリだって食べちゃいます。
貧乏神に「ジェニー」と間違われて、
「ジェニファーですっ」と膨れっつら。舞台ってすごいね、可愛いって思っちゃうね。
ちなみに、全く私事ですが、観劇後、家事用ゴム手袋。っちゅー色気のないものを買いにフランフランへ行きました。ついでに、レゴのようなカレンダーも探したんですが、見つからず。うむ残念。(ちょっと前の商品?)
これについて知識のある妹は、あの辺の件がそうとう可笑しかったみたいです。くそぅ。
この間に、貧乏神に仲間を食べられたゴキブリ哀愁コント。
う●ちを食べて生き延びるっちゅー、かなりの下ネタ。
たくわんを「うま!」って食べてる伊藤さん(ゴキブリその1)が無駄に爽やか。
<白州黒次郎>
どんな代役でも完璧にこなす、白州黒次郎。今日は長淵ツヨシの代役です。
いけしんさんの、一人舞台は、見ているこっちがハラハラ。あまりの長きにわたる全力っぷりに、パワフルだなーと感心。
横で笑いをこらえる面々に、笑いを誘われる。
最後の挨拶で、●●パターンの白州を見ていただけたと思います、ぽい事をおっしゃってたのですが、毎回アドリブなのかー…大変だなぁ。と言うか、それってむちゃぶり(笑)
<チラリン高校>
客引きをしている、ちょび髭のおっちゃん(真弓さん)といけしんさん。
オレンジ色のお揃いハッピで、「いえいいえいいえい♪」「コマネチ!コマネチ!」とハイテンション。
このチョビ髭おっちゃんは、プロローグで刑事二人に事情を聞かれていたのと同一人物です。
そして、いけしんさんの、
「前は何やってたの」の質問に、
「会社の雇われ社長を…モーターショウで失敗して…」みたいな事言ってるので、
ホンダのあのちょび髭社長だったんですねー。
繋がった、繋がった。
やがて、必死のポン引きが功をそうして、眼鏡のサラリーマン(菅原さん)お一人様、ごあんなーい。
「私は、普通のエロでは満足しないんだよ」が口癖です。
このチラリン高校。体育会系女子の「チラリン」が魅力の風俗店です。
ムーディー勝山のような真っ白スーツの司会者(伊藤さん)が進行役。
文字通り、客の前を歩く女子が、ちらり、っとこちらを見るだけ。のパフォーマンス。
ちなみに、女子高生は村上さんです。(たぶん)
おさわりタイムも用意されていますが、激しく卓球のラリー的素振りをしているので、触れません。
しかたなく、お触りタイム終了で、去っていく女子高生の背にタッチする菅原サラリーマンでした。
フィナーレは、四人女子高生が並んで、みんなで素振り。
見た事ある制服だなーって思っていたら、ジェニファー発見。ここで働いていたようです(笑)
店内で流れる歌は、ドリカムの「大阪LOVER」
替え歌で、
「エイトフォーしたって、ファブリーズしたって、ジャージの匂いが取れなくて~
体育会系女子の悩みなのー」っぽい歌を熱唱の司会者・伊藤さん。良い声です。
<歌舞伎役者たちの温泉旅行>
とある温泉旅館に、歌舞伎役者の一行が訪れます。
子役の真弓さん。菅原さんに、村上さんに、池鉄さんの四人。
旅館の下足番(?)は、ジェニファーから逃げてきた野茂さんです。
和風スイートの案内された一行は、続き間の和室を目にした瞬間、豹変。
それぞれが歌舞伎スタイル(見得を切ったり、村上さんはマフラーでエア三味線。池鉄さんはどうやら女形らしい)で大暴走。
「ふすまを!ふすまを閉めて!」と、懇願され、
慌てて野茂がふすまを閉めると、一同はドッと疲れた様子。
どうやら、和の物に触れると、歌舞伎魂が揺さぶられて、いてもたってもいられないらしい。
ところで、この旅館には垢舐め、と言う妖怪が住み着いていまして。
つい最近まで貧乏神に取り付かれていた野茂は、そのせいで妖怪が見えるようになったみたいです。
垢舐め(佐藤さん)は、アカナメシュランにも載せられるほど絶品の垢にご満悦。
でも、本当の目的は妻を殺した、だいだらぼっち(大入道)を倒すことらしく、
『割り箸の先を鋭利に削ったもの』で、対抗しようとします。
薄いカーテンの向こうには、山で身体を隠した大入道の姿がありました。(腰布一つの伊藤さん…)
<涙の卒業式>
心を入れ替えた貧乏神に、お金(300万)を返してもらったジェニファーは、それを持ってアメリカに帰ることになりました。
店の外で待っていたおっちゃんに、「チラリン高校」の卒業証書を渡され、感動するジェニファー。
すると、なにやら爆音と振動が。
<貧乏神&垢舐めVS大入道>
ジェニファーのいる町に、大入道が向かっている事を知った貧乏神は、彼女を守るために垢舐めに加勢します。
それが良かったのか、
鋭利に削った割り箸で、見事、大入道を倒す事が出来たのでした。
おしまい。
そんなこんなでございました。
(シーンの順番とかは自信ないです;)
バーッと色んなシーンを散らばして、でも最後は気持ちよく収束。
冒頭の爆音は、だいだらぼっち討伐の音だったとは。
チラリン高校で、流れていたドリカムの「大阪LOVER」(たしかUSJのジェットコースターのテーマソングだったはず)
歌詞が、ジェニファーとダブって切ないねー。
とっても可愛い曲だけど、
「大阪で生まれた女」っちゅー曲の中には、
大阪で生まれた女やさかい
大阪の街よう捨てん
大阪で生まれた女やさかい
東京へはようついていかん……なんてフレーズがあったりします。
真逆だよ、おい。
正直な話、最初は少し不安でした。
でも無駄な心配で、劇中ほとんど笑い転げてました。
男性の方も、結構いらして、しかも声を上げて笑っていたから、今度はお笑い好きの旦那も連れて行きたいなー。
ああ、あと。
岩本さんがカッコ良くてしびれました。一瞬、私の中の一番が池鉄さんからシフトしそうになるくらい(笑)
イメージ→升毅だったけど、想像以上に若い感じで驚いた。
左:猫ホテノートと同じ写真が撮りたくて…。この衣装で出てくると思ってた私は素人ですね。
右:購入したグッズ色々。パン祭り手ぬぐいは、デザインが可愛くて絶対欲しかったので嬉しい。
トレカは、3回やって、村上さん×2、真弓さん×3、あと各メンバー一枚ずつ。袋を開けるたびに、ちらりとこちらを覗き見る真弓さんと目が合って(笑)面白かった。
おまけ。
いとしのジェニファーちゃんを描いてみた。
ほんとは、モンドさんやモーリス氏、野茂青年も描きたかったんだけど…
全然似ない少女漫画調になっちゃったので自粛。
勇気のある方は、ずずずいっとスクロールどーぞ~
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この姿のまま、ご挨拶。
大真面目だけど、女装。段々慣れます。むしろこっちが当然みたいに思い始めます。
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