※なんか、色々書き直したり付け足したりしてるので、最終更新は15日14時くらいです。
ようやく「舞台(観劇)」で記事が書けます♪
次回公演は大阪の予定ないってのが色々ショックですが。
表現さわやかの笑いが、私以上にツボにはまったらしい妹が、
「名古屋までだったら行こう! 交通費は私が持つ!」
なんて男前発言してくれてるのが、救いです。(交通費は自分で払いますが)
自分より乗り気な人が側にいると心強い。
ネタバレは後でやるとして。
まずは簡易的感想。
・岩本さんが思いのほか、イイ男っぷりでみとれた。
・ジェニファーは、女子高生にしか見えなくなってくる。
・とりあえず、村上さんのアレはトラウマになりそうだ。
・いけしんさんは、別の意味でハラハラする。
・真弓さんが、下ネタ一番言ってたよね?
・客演二人が、ラストあの姿って言うのは、それだけで笑える。
・フライヤーはあんまり内容に関係ないのだね。と演劇初心者を再認識。
・暗転が、びっくりするくらい暗くてビビッてしまった。
・池鉄さんの、かすれた声に、全力を感じて胸きゅん
いやー…面白かったです。
心配していた座高(背が真弓さんより低いので…)も、HEPホールはひな壇でして、全く問題なし。
席が端っこでも、全体が見渡せたので快適でした~。
何度でも足を運ぶ人の気持ちも解るなあ。
ジェニファー!
ジェニファー可愛い
もっかいあのエセ関西弁が聞きたいっっ。
以下、完全にネタバレしてる風なので、出来れば観劇済の方どうぞ。
※たった一度観ただけなんで、色々(解釈とか)間違ってるかもですorz
※観劇ではなく、シアターテレビジョンでの視聴です。
猫ホテ「座長祭り」を楽しみに待つ間、その前の時間に放送されていたこの「いいえっ ショッピングです」
なんだか、つかみ所のない始まりだったために、チャンネルを変えた……
そのすぐ後に池鉄さん登場してたようです。
で、後日、客演されている事を知り、19日の27時放送でようやく録画しました。
――お笑いは好きです。
で、比較的シュールなものが大好きです。(初期のよゐことか)
今は結構ジャルジャルとか良いなあなんて思うタイプなんです。
だから、宇宙レコードも水が合うんですが……正直、誰でも「面白い」と感じられるかどうかは微妙かなあ。
(ヴィレッジヴァンガードに居ると落ち着く~って方ならかなりお好みだと思います)
ともかく色んなものが詰まっている、コラージュのようなエンターテイメント。(なんだそれ)
一言で表すならそんな感じです。
人形劇あり、シュールなショートコントあり、歌あり、ダンスあり、紙芝居(秀逸)あり…。
妖怪あり、赤ちゃんプレイあり。
そんな中、池鉄さんは、カリスマ風ショップ店員だったり、天○陛下だったり、カッパ状態人間だったりしてます。
カリスマもカッパ状態人間(名をゲロムと言う)も、結構、独壇場な場面があります。
欲目かも知れませんが、演技の上手さと存在感はピカイチ。ステージで独りっきりでセリフを言わなくちゃいけないシーンも、難なくこなしてる姿に、改めて魅了されてました。
天○陛下は、頭から最後まで一人っきりのショートコント。
……思いっきり、滑ってましたけど
「はあ」とため息付く辺りのタイミングと演技は絶妙。
客席も寄せる波のように笑いが起きてました。
そして、カリスマ風ショップ店員姿も、カッパも素敵に似合ってます。
特にカッパは、加藤哲(拙者ムニエル)さんの可愛さには敵わなくとも、二の腕に釘付けになっちゃった私はマニアでしょうか?
(加藤さんは、新春!座長祭りに客演。男前だけど、すっごい自由な感じに驚きました。あの天真爛漫さが魅力的)
あと、宇宙レコードの舞台を見て思ったのが、ともかく歌がキャッチー。
アメリックセイ♪アメリックセイ♪
どっちもどっちもどっちもどっちも買っちゃえ~
だぴょんだぴょん♪
あたしたちはピッチニモニだよ
うぃーあーピッチニモニ♪
沼にかーくれって生きる♪ 俺たちゃ、カッパ状態人間~ なのさ♪(これはパロディか)
結構、頭に残るんですよね。特に、ピッチモニはすごかった。
かなり、力が入ってて。(※ピッチモニには池鉄さんは居ません)
もうこの時点で30代~の、いわばオジサンに足突っ込んじゃってる4人の男性が。
ピッチモニ(プッ○モニではなく、ミニ、の方をほうふつとさせる服装と音楽)に扮して、元気いっぱいキュートに歌い、踊り倒してます。
基礎体力にそれぞれ差があるんでしょうか。
最後らへんはバテバテの人も出てきて(笑)それもまた、笑いを誘うんですけどね。
だんだん、本家を凌ぐほど可愛く見えてきます。
そして、最後。クレジット(これまた切り絵で出来たレトロな雰囲気がたまらんのです)が終わると、なぜか楽屋トークが始まります。
どうやら、もともと「テレビ放送用」に、と撮った物のようで。
こういう、バックステージ的なものってファンには嬉しいです。
池鉄さんは、
「池鉄です、どーも。
今日はね、お客さんにね、直に寒いって言われました(苦笑)」
なんて、一人反省会モードでしたが。
他にも、カリスマ風店員を演じたときの裏話なんかも聞けたりして。
(マネキン役の、新倉さんの手が震えていたから、自分が絡みに行くときに、ギュッと握ってとめようとした、とか)
映像特典みたいで良いなあと思いました。
左:カリスマ風ショップ店員。エアで服畳んでます。
中:天○陛下。来賓の話を聞くために耳を傾けてます。
右:カッパ状態人間ゲロム。一応主人公です。
猫ホテメンバーが総出演、と言うことで楽しみにしてたんですけど。
そして、ほとんどのメンバーをきちんと把握できて良かった
面長系の、村上さんといけしんさんが、ちょっぴり不安ではあるところ…。
(菅原永二さんはこの時欠席なんですよね、残念)
ここは下北のザ・スズナリという劇場らしいのですが、ううん。客席近いっ。
時々、最前列のお客さんを巻き込む演出(アドリブ?)もあったりして、独特な感じがします。
祭り、と言うだけあって、内容はバラエティに富んでいて。
イケテツさんしか知らない私が、あんなにも笑えたのは、やっぱり耳元ランデブーで、いけしんさんや村上さん、市川さん、森田さん、佐藤さん等々に馴染みがあったからだと思います。
でも、静止画と、声しか知らない人たちが動いていることの、感動ったらないですね。
クールビューティーな「毛皮族」の座長さんが、同い年だってのにはビックリですけど…。
(そして、第二部での素晴らしく美しいウエストを晒しながらの壊れっぷりにも♪ でも、本当はもっと凄い人らしい…興味津々)
猫ホテ、座長の千葉さんは男前。ちょっと、コンダクターの西本さんのような雰囲気
カッコ綺麗な女性はほんと、憧れます。
完全に余談なのですが、なんか中村まことさんの顔を見ていると親近感沸くなあ~と思っていたら、
なんとなく、うちの父親に似ていることに気づきました(笑)
そして、イケテツさんは……。
髭。
顎と、唇の上にエロエロ情緒たっぷりな髭。
あと、5年前だからと言うこともあるでしょうけど、
めちゃめちゃ細いですよ!?今とはちょっとした別人ですよ!?
…もったいないっ。今がもったいないっ!
第二部では、個人のコーナーも持ってて、毒舌っぷりを遺憾なく発揮
昭和の色香をむんむん漂わせておりましたねえ。
ところで、ラストの千葉さんの涙は、演技なのか、あるいはガチなのでしょうか。
ちょっと、真に迫ってて驚きました…その曲にそれほどの思いが……。
あと、個人的に大好きな、最後のご挨拶のシーン。
芝居で一番楽しみなシーンでもあるんです。(いや、観劇経験ほとんどないですけども)
それまで凄いテンションで盛り上げてくれた方々の、真剣な表情がたまらんのです。
深々とお辞儀する律儀さが、たまらんのです。ああ、カッコいいなあ。演劇良いなあ、と思う瞬間。
より一層、12月の、表現・さわやか公演が楽しみになりました
テレビ放送で見てるんですけどね…しかも3年前の舞台だし。
2時間40分!
ようやく、最初から最後まで通してみました。
(途切れ途切れで、最後まで見ていたので大筋の話は理解済み)
…イケテツヴォイスが、聞き取りにくくて、最終的にパソコン+ヘッドフォンで満喫しました。
良いですねー
ヘッドフォンは耳が痛いし疲れるし、得意じゃないんですけど。
舞台上の、ざわざわした音や、観客の歓声など。リアルに伝わってくるので是非、ヘッドフォン推奨で。
特に、イケテツさんの声は、周囲の雑音にかき消される周波数なのか
(イケテルンバでも、スピーカーから聞こえるはずの声がイマイチ聞き取れないって人もいたみたいだし)
ヘッドフォン使用時は、何の問題もなく聞き取れました。
肝心の内容なんですけど。(以下敬称略)
母性本能をくすぐられる、キュートな立花伍長。(中山祐一朗)
おっとこ前、付いて行きます!平山上等兵。(山内圭哉)
鬼気迫るストーカー夫、笑顔が逆に切ない、牧田眞。(長塚圭史)
で、
姉さん思いで、あんな妄想やこんな妄想にも付き合ってた、ちょいシスコンだけど甘え上手そうな、朝倉紀行。(池田鉄洋)
良い男祭り。わっしょい。
主人公的立場の、山本壱朗(吉田鋼太郎)は、あまりにダメ夫っぷりで、男前度は低いかな?
情けなくて、弱虫で、自分本位。ある意味、一番人間らしい人でもあるけど。
特筆すべきは、小島聖!一番テレビに出ていた頃には、感じなかった色気がむんむん。
あの豊満なバストが、良いなあ。何故か母性を感じてしまう。
伊勢志摩さんの、はじけた演技も良かった。
時々、精神を病んでいるとは思えないような、鋭い指摘とかするし。
もしかしたら、弟にまたがる前は、案外ギリギリ正常だったのかな?って思ったりして。
時折、夫を試すような事して、でも報われなくて…。
この話、それぞれの愛情が微妙に一方通行で、全員まんべんなく切なくて哀しいんだけど。
妻・愛子が一番、可愛そうだなって思った。
でも、弟・紀行(イケテツ)に乗っかっちゃうシーンとかは、ドキドキしたなあ
愛子の欲求や、つらい気持ちって。既婚者だから余計に共感するんだけど。
なんで、知ってるの?って思うくらい。
女としての価値が、自分にないんじゃないのか。そんな風に思ってる妻たちは、
案外抱かれると満足するんです。
セックスレスで不満を抱くのは男性だけじゃないってことですな。
まして、旦那(壱朗)はよその女と週2でしょ?
ぎー。むかつぐーーー。
私だって、男性に求められるくらい“女”なのよ。
大事に抱いてくれる人がいるのよ。
ほら、モリヤマ!セックスして。
わかる、わかるよ愛子さん…。(涙)
で。色んな男女の愛を、複雑そうな顔で見つめていた平山上等兵…。
イケテツに関しては、ずるーりずるーり足を引きずる様が、他の3人より、一番ゾンビっぽかった。(バイオハザード的?)
最初から観てなかったので、あの負傷の原因を知らなかったんですけど。
まさか、あんな理由で…。というのもツボでした。
そして、引きずり歩きのせいか、足の長さが際立ってトキメキ度もアップ。一歩の距離が長い!
そんで、短髪イケテツ。後ろ辺りが寝癖で、アヒルの尻尾みたいにクルンと跳ねてて、それがまたもぅ可愛いったら!
(あれはわざと?気弱でシスコンな弟気質の象徴?)
色々と。魅力的な作品でした。
役者の魅力にはまるもよし、細かい仕掛けに注目するもよし、戦時中の人々の刹那を感じるもよし、愛情のすれ違う切なさを満喫するもよし。
イケテツパートだけ観るんじゃなく、文句なしで最初から最後まで何度も観たい作品でした。
まあ。
流血とか、体がちぎれる様とか、内臓とか、銃弾とか、そういうのが怖い人にはお勧めしませんが…。
ミミィが一番怖かったのは、愛子が、最初の夜にサヤと会うシーンでしょうか。
真っ暗な中、懐中電灯に照らされるサヤ。
…怖い、めっさ怖い。
あとは、ラストの、みんなで合唱するシーン。窓に映るアレが、演出だと解ってるのに怖くて仕方なかったです。
左が登場当初。
右がエンディング。
右の方が好きだなあ、ぼさぼさ
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