実家が新しい下宿人で盛り上がる中、嫁ぎ先でシンデレラ状態です。
(余談ですが、下宿人は物理の教師をしていると言う、斉藤。
劇団ひとりさんが演じているのだけど、これがまた、可愛い感じのドジ眼鏡)
そして、ご主人さま(苦笑)の帰宅です。
白っぽいスーツに、シルクハット?
…気障っぽいなー。
杏子はもちろん、三つ指立てて、
「おかえりなさいませ」
で、すぐその足で、亮一チェックが入るわけです。
風呂場のタイルを指で触れながら確認すると、
「ま、ええだろ」
不安げな表情の杏子から、ノートを受け取り、なにやら書き込んでいます。
どうやら、掃除の出来をいちいち記しているみたいです。
……怖いっすねー。
続いて、リビング(?)
引き戸を開けた瞬間に、険しい表情。
「電気がついとるわ」
電気がつけっぱなしだったようです。
慌てて、頭を下げる杏子ですが、まだ初日なので亮一もそんなに怒っていない風です。
そして、棚と言う棚の上に指を走らせ、ホコリをチェック。
さすが、実家でも家事の腕はピカイチの杏子ですから、そつなくこなせているようなのですが…
亮一は、棚の上に置いてあった壺を持ち上げ、その下に敷かれている布をめくり、指でつつーっと。
「汚れとる」
そんなとこまでもですか!
再び、ノートに記します。
何を書いているんでしょうか、点数なのかな。○、×と言った簡単なものではないみたい。
亮一チェックが終わると、食事です。
ふと、杏子が尋ねます。
「あの、今までは、ここのお掃除はどなたがなさっとったんですか?」
「人を雇っとりました。人様を使うと言う事はやっかいなもんだわなも」
特に、若い人はだっちいかん。
すぐに文句は言う。なまかわだし。ちょっと注意するとすぐむくれる。
ようもって三月くらいかなも。
その点、嫁はええなぁも、亮さん」
お姑さんの名古屋弁は、特にコテコテなんで…聞き取りが難しい(果たしてコレで正解なのかすら)
ちなみに、なまかわ、は、怠け者
亮さん、と呼ばれた亮一は、少し複雑な表情で
「ええ、まあ」
とぎこちない返事。
うれしそうに笑っているようにも、母親の意見に戸惑っているようにも見える。
少しは杏子の事、好きなのかな??
でも、この先さらにバイオレンスな展開になるんですよ、ね。
漫読と言われる、パフォーマンスについて熱く語ったりなんかして。
残念ながら、池鉄さんによる漫読パフォーマンスは、ナシ。
聞きたかったなあ……。
めぞん一刻の名シーンについて、「お墓…」と呟き、貫地谷さんと意気投合。ガッチリ握手(笑)
良いよねえ、めぞん一刻は。
我が家でもアニメもコミックスは保存版。(ちなみに旦那の私物)
ほかにも泣けるシーンはあった、ような気がするけど。
やっぱりお墓でのあの告白は、何度見てもジーンとする。
スリルカジノは、グラスに満たされた水の中に、500円玉を入れていく。と言うもの。
枚数は1~3まで、任意で決める事が出来て、
表面張力の限界に挑戦。
棒倒しの逆バージョンみたいなもの。
でも、バルーンハグほどの緊張感はなかったかなー…。
今回は30分まるまる、画面に映りっぱなしの池鉄さんだったけど、デヴィ夫人の時のような、大きなリアクションも少なく、なんかおとなしーーーーい感じ。
忙しすぎて、お疲れ?なんでしょうか。
心なしか、頬のラインもスッキリ。(ええ、カッコ良かったですとも。と言うか、ちょっと可愛い感じ)
くっそー、テレビジョンに騙された。(いや、単に私の見落としかもしれないですけど…未公開ですが、的注釈があったとかね)
めぞん一刻のとか、やって欲しかったなあ。(あるいはスラムダンク)
そんで。
このあとMAの付くバラエティにも出演されるらしいんですけど。
相変わらず関西はジャニジャニですYO。
冒頭から、結婚の宴です。
せっかくの晴れの日ですが、杏子が少しも笑わない事に、妹・桜子(くどいようですが、こちらが主人公)も心配そう。
嫁入り道具の箪笥は、河原家からの支度金で取り繕えても、中の着物までは用意出来ず、方々から借りてきたものを詰めているんですが、
これが河原家の親戚に気づかれ、杏子は肩身の狭い思いをします。
その夜、河原家の姑の部屋では、夫婦となったばかりの二人が、神妙な顔で座らされています。
ちなみに、亮一は母親をうちわでパタパタ…。この家で一番怖いのは姑のようです。
さっそく、式での失態を咎められる杏子。
「もうしわけありませんっ」と頭を下げると、
「杏子も知らんかったことだそうだで、今日はどうか、堪忍したって下さい」
と、亮一も頭を下げた!
なんだ、かばってくれたりして、案外やさしいとこあるんだなー…と思っていたら。
姑の部屋を出た亮一は、あからさまに不機嫌で、おろおろする杏子をよそに、スタスタと廊下を進みます。
意地悪な事に、自分が通った場所の明かりを、次々と消していくものだから、後に続く杏子は、泣きそうな顔で、薄暗い中を必死で付いていくんですよ~
子供のような嫌がらせ……。
で、とある部屋に入ると、
「ここが君の部屋だわ。始めに言っとく。二度と母の勘に触るような事はせんといて欲しい」
と、ピシャリ。押し殺したような、静かな声が怖い。
でもなんとなく、亮一も母親が苦手(というか嫌い?)な様で。
「母はずうっと離れにおる。人間嫌いで滅多に出てこえへん。その意味では扱いやすいはずだわ」
なんて言ったりしてます。
そして、杏子に浴衣を手渡し、部屋を出る亮一。
当然、着替えようと杏子が帯に手をかけると、なんの前触れもなく突然、障子が開き、亮一が戻ってきました。
「きゃぁ」
と、小さく声を上げて、飛び退ける杏子ですが、
亮一は、つめたーく一瞥くれただけで、淡々と話します。
「これから毎日、朝は三時に起きて、まず母の好物の茄子のぬかみそを漬ける。六時に朝食。その後掃除」
そして傍らにある、バケツ(中には掃除道具一式が入ってます)を持つと、今度は掃除用具の説明。
「雑巾はこれだわ。こっちは板の間用、こっちは畳用、家具はこれで、置物はこれではたく。
障子の桟には、このハタキを使え」
雑巾はともかく、家具と置物は同じハタキでもかまわない気がしますが、杏子はいちいち頷き、一生懸命説明を聞いています。
「あ、それと。
着替えたら向こうにある、僕の寝室に来なさい。
なんぞ質問は?」
「……ぃぇ」←小声。
一応、初夜とかそんな感じのお誘いなんでしょうかね、それは。
雑巾やハタキの説明の、ついでみたいに誘われちゃって。
うわさに違わず、大変なところに嫁いでしまった杏子です。
池鉄さんの、羽織袴での挙式姿は、レミオロメンの「3月9日」と言う曲のPVでも見られるのですが…
同じ花婿でも、こちらはなんとも理想的な、素敵な旦那様なのですよ~
動画サイトで、見られちゃったりします。
結婚についての考え方が、あまりに違いすぎる河原との縁談を、一度は断ろうとした杏子。
ところが、一家の大黒柱である父を事故で亡くし、弟や妹の進学すら危うくなり、
『何の取り柄もない自分が、出来る事』は、
河原と結婚し、学費の援助を受ける事=結婚だと悟る。
ところ変わって喫茶「マルセイユ」
杏子「これが、お医者さんにいただいてきた診断書です。よろしくお願いいたします」
亮一「えっらい事、時間がかかりましたねえ。僕はもう、断られるもんだと思っとりました」
杏子「先日、いっとらしたことは本当ですね?」
亮一「というと?」
杏子「弟や妹の進学を、援助して下さるという事です」
亮一「僕は嘘は言わんですわ」
杏子って、インドの昔話に出てくる、ウサギのような人です。
きつねと、さると、うさぎが、老人(神様)に色々してあげるんだけど、
きつねは、魚を取るのが上手で、さるは木の実を取るのが上手なのに、うさぎは何の取り柄もない。
思い余ったうさぎは、焚き火に飛び込み、
「私を食べてください」と。
丸焦げになった不憫なうさぎを見て、神様は月にうさぎの姿を移した。
なんかそんな話を思い出すわけですよ。
人身御供ってやつですか。
で、いよいよ河原家に嫁入りが決まってしまいました。
少なくとも、ここら辺までは、亮一の粗暴さは見えませんね~(少々、きつい性格だけど)
Powered by "Samurai Factory"