女の子との話題づくりに、フィーバマンだけだとワンパターンだから……と、電気屋さん(池田鉄洋)に手品を習う次男・ケンジ(要潤)
「しゃばだばだっばどぅーわ♪しゃばだばだっばどぅーわ♪」
と、謎のスキャットを交えながら、わきあいあい。
次々と繰り広げる手品に、夢中です。
「手品にはねぇ、人の心を明るくする力があるんですねえ。
私っ、明るくするの得意なんですよ?……電気屋だけにぃー」
なんて、ベタな駄洒落をかまして、
「うまい!」
と、ケンジにマジックフラワーで突っ込まれたイケテツさん。
かんなり、痛がってましたが(笑)ガチなんでしょうか。
バツ3だったり、肩こりの治る指輪の販売をサイドビジネスにしていたり。
初回よりもコクとアクも強くなって登場の電気屋さん。
再びの登場を是非、お待ちしておりますっっ。
なんと言っても、ヒミツの花園で共演した要潤さんとの共演ですから。
ついつい、あの次男と三男を思い出しちゃうんですけど、
この番組は、
長男・シンイチ(安田顕)
次男・ケンジ(要潤)
三男・ユウゾー(斎藤工)
の三人が中心のホームコメディです。ときおり、スタッフ?の笑い声とか入って、いつも次男(と三男)の住む部屋が舞台。
後で知ったんですけど、池鉄さんは初めてのゲストで、それまではずっと三人のみだったようです。
(そんでもって、今、調べて気づいた…来週も池鉄さん出演です)
池鉄さんは、ストーブを直しに来た町の電気屋さん。
「あのー、受話器。浮いてるみたいですよ。なんか、ツー・ツーって」
「あのー、紙、捨てておきましょうか? 明日燃えるごみの日ですし」
「うわあ、あのー。なんか一雨来そうですよ? 洗濯物、取り込まなくて良いんですか?」
と、いらんお節介を焼いては、次男の邪魔をしてます(笑)
のんびり、おっとり。
全て良い様に肯定するタイプのようで、三男がギターで曲を披露した時には、べた褒め。
三男は気を良くして『蒙古斑がまだ消えない』と言う曲がある、と言う話になり盛り上がる二人。
怪獣のキャラクターデザインに行き詰っていた次男は、
「消えなくて良いよ蒙古斑は!ずっとあっていい、蒙古斑は」
…と、やさぐれ気味に突っ込み。(笑)
そう、ヒミツ…とは逆というか、今度の要さんは「クリエイテブ」なんです。
やがて、長男が抱えて来た荷物をめぐって、騒動が巻き起こるわけですが。
池鉄さんは、仕事は出来ないが、主人公たちに母親に対する感謝の気持ちを喚起させる役回り。
最後は、マジックまで披露して、場を去っていきます(かっこよい感じで)
この番組は、GyaOとかでも配信しているようですねー。
フルハウス的な、素敵コメディです、お勧め♪
三兄弟のキャラも立ってて、安田さんはやっぱりコメディの方が向いているなーとか思ったりして。
画像も、公式サイトにいくつかアップされているので、どぞー。
GyaO
GyaO NEXT
ShowTime
公式サイト「親孝行プレイ」
ちなみに、今回は、番組最後に主題歌CDの告知をする際、池鉄さんの話もチラッと出ました。
要さんが斎藤さんに、池鉄さんの印象を聞くんですけど、
斎藤「眉毛がやっぱ、素敵な…」(笑)
要 「眉毛ね……付けてますからね、あれ」←真顔
斎藤「付けてるんですか? あれ」
要 「本番前に付けてんです、こうやって」←と、眉をひとなで。
斎藤「増やしてんですか!?」
思わず爆笑。
付け眉毛だそうですよ~(笑)仲良しそうですねー。
アロハに、ちょんまげ(というのかな?てっぺんでパイナップルみたいに結んでる)と言う奇抜な格好で、一馬の銭湯にやってくる。
立花「おい! 一馬じゃーん!」
一馬「……立花くん?」
ここで、卒業アルバムのカットイン。
これ、本物? 今とちっとも変わらない笑顔のイケテツ少年でございます。あまりに大人顔なんで、合成? とも思った(笑)
立花「なんだお前、銭湯継いだんだ? 連絡しろよー」
一馬「だって、連絡先わかんないんだもん」
立花「連絡先って、そこの金物屋。俺」
金物屋を継いだ若旦那…らしい。何ゆえその格好なのか…

(このドラマの中で、ゴリさんが沖縄言葉を披露するシーンがあるので、沖縄→アロハ→濃い顔→池鉄。なのかと思ったけど、でも一馬の故郷は沖縄じゃない)
一馬「変わんないね」
立花「そーお? お前変わんないけど、俺、だいぶん変わったんじゃない?」(と、髪を気にするそぶり)
これはアドリブなのか台本なのか…確かに結わうと生え際目立っちゃうけど、おでこ広いだけですよ、うんうん。
そうこうしてるうちに、一馬の奥さん(観月ありさ)登場。
美人に驚く立花君。
立花「ちょ…ちょ、ちょっと。だ、だれ?」
一馬「ああ、女房」
立花「ええっ…えらいベッピンさんじゃなぁい。やったなーおい!」
ちょっと良い顔して、ご挨拶、の立花君。
でも、一馬が嘘の同窓会の話を妻にしていたもんだから、色々と話が合わないまま、立花君は風呂場へ。
再び、良い顔して、
「どうもー」とご挨拶

でも、妻の感想は、
「ちょっと…ガラの悪い人ね?」
残念!
とまあ、以上が出演シーンでございます。
今回の見所は、ここだろう?って事で。
左:「ちょっとガラの悪い人」
右:中学時代の立花くん(笑)八重歯がまぶしいっすなー
いよいよ、池鉄さんが出演する最後の回です。
どうなる事かと不安でしたけど、暴力を振るうシーンがなくて、ホッとしました(笑)
でも、コレを見て、
池鉄さんの彼女のお母さんが「この俳優大ッ嫌い!!」(←ごきげんよう、2日目参照)
と言い放つのも、理解できるなあ。
暴力はもってのほかですけど、妻が廊下を通る際に、いちいち電気を消したり、妻の妹からの電話も取り次がなかったり。
子供じみてると言えば聞こえは良いけど、いじめっぷりが陰湿なんですもん。
で。杏子を連れ戻して数日後の話。
すっかり、有森家の人々もその存在を忘れかけていた頃に、河原がやってきます。
「……えらい事、ご無礼しておりました」
前回の訪問とは打って変わって、低姿勢。
杏子と久しぶりに向き合う河原。
見たこともないような気弱な笑顔で、話し始めます。
「そろそろ、もどってみゃーせんか? 俺一人であの、わがままな母の面倒みるのは、もうえらいんだわ。
使用人を雇ったが、すぐに出てってまった。
やっぱり杏子、お前でなきゃ勤まりゃせんわ」
…うーん、不器用な人。本心は別にあるんだろうけど、こういう言い方しか出来ないんですね。
これじゃまるで、優秀な使用人に、戻ってきてわがままな母の面倒を見てくれ、と言ってるようなもんです。
案の定、妹と叔母の攻撃に遭います。
そして、ようやく、
「別れたないんだ! 俺はお前と別れたないんだわ!」
と。本心を暴露。
多少の愛情はあったんですねえ、それとも執着なのかなあ。
杏子は、二人で話したい、と河原と外へ出る。
「あなたには、奥さんは要らんのじゃないですか? 大事なのはお母様お一人。そのお母様とお二人で、
女中さんにお世話をしてもらってお暮らしになるのが一番だと思います」
杏子の、嫌味なのか河原を思ってなのか解らない言葉(笑)に、
思わず振り返る河原。
そして、母親とは血が繋がっておらず、自分は養子なんだと明かす。
「母を大事だとも、好きだとも思ったことはない。俺の一生は、母にかしずく一生なんだわ。
……あの家守るために、神経尖らせて」
「だからあなたも、かしずいてくれる人が欲しかった、って言うんですか?」
なんて、ちょっと厳しく返す杏子ですが、黙り込んだ河原に、
「あなたの本音をもっと早くに聞けとったら、私ももう少し頑張れたかもしれない」
そして、
「ほいでも、私はもう無理です。離縁してください。私はもう、河原のうちには戻りません。
さようなら」
と、きっぱり河原に別れを告げる。
残された河原は、もはや泣きそうです。(笑)
そして、急いで杏子を追いかけ、その腕を掴みますが、
彼女の強い意志の篭った目を見て、
「いきゃあ……。とっとといきゃあ!!」
と、精一杯の強がりで、杏子を見送るのでした。(母性本能くすぐられまくりポイント)
河原さんも、あの鼻持ちならない姑(母親)のせいで苦労しっぱなしだったんだねえ。
いつから養子になったのか解りませんが、
家族を思い合う、有森家がさぞ羨ましかった事だろうな…。
ただただ、嫌な夫。と言う立場ではなく、そんな彼にも事情があったんだよ。と、言う事で。
結構、良い役だったんじゃないかなと思います。
この、杏子さん。
今後、産婆さんになったり、見に覚えない罪に問われたり、再婚したり…波乱万丈な人生を送るようです。
パッと見、ぼんやり、のんびりしたお嬢さんに見えますが、3姉妹の中では最も、芯のしっかりした女性なのかも知れないです。
しっかし、連続テレビ小説は、展開が早いっ!
しかし、河原は杏子を連れ帰ろうとする。
桜子は、
今まで休みなく働かされて来たのだから、一晩くらいゆっくりさせてあげて欲しいと訴える。
「働かされて」と言う言い方に、カチンと来たらしい河原。
桜子はさらに、
どうしても連れて帰るなら、二度と姉に手をあげないで欲しいと懇願する。
さらに気を悪くした河原は、
「妹の学費欲しさに、結婚したくせに。何ごちゃごちゃ言っとるんだ」
とつい、零してしまう。
その一言に、辺りの空気が一変。
再び、杏子を連れ戻そうとする河原の元に、布団で臥せっていた叔母が立ちふさがる。
こんな男に、ももちゃんを渡した私が馬鹿だった!と、怒鳴りつけ、
「どうしても連れて帰るって言うんだったら、私を殺してからにしなさいよ!!」
と、声を荒げる。
怯みながらも、あきれ顔の河原は、
「お宅には、常識のある方はおらんのですか!」
と、またまた失言を…
もみ合う、叔母と河原の間に、すっと割り込む長女・笛子(寺島しのぶ)
河原の家から逃げ帰ってきた杏子を、たしなめていた姉も、さすがに我慢がならなかったのか、
「杏子を置いて、お引取りください」
ふすまを開けて、そう静かに告げる。
女四人に、責められて、河原も渋々杏子を置いて帰るのだった。
Powered by "Samurai Factory"